【もう押し込んじゃおうか…】赤ちゃんが、離乳食を食べない原因と対策|ママワザBOOK

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2014年3月5日
【もう押し込んじゃおうか…】赤ちゃんが、離乳食を食べない原因と対策

赤ちゃんの食が細く、離乳食をあまり食べないというお悩みをお持ちのお母さんは意外にたくさんいます。原因は様々ですが、物理的な理由だけではなく、精神的な理由などもあげられますし、案外簡単な理由だったりもします。ここではすぐに改善できる、簡単なポイントを、ご紹介します。

WEBライター。頭もお腹も柔らかくをモットーにしてます
  

赤ちゃんは、食事のリズムができていないと食べない

大人と同じく、実は赤ちゃんにも、体の中に体内時計が存在するということがわかっています。

ですので、朝昼晩の体内のリズムと食事のリズムが合っていないという事が、食事を食べない原因でもあるのです。

離乳食を始める時に、まずは、毎日同じ時間に食事を与えるようにして、食事の時間のリズムを体に覚えさせます。

また、食事の時間にお腹いっぱいでは食事を食べられませんので、食前には、ミルクや母乳などをあげないようにしましょう。

また、おやつをあげすぎるのも禁物です。

おやつが消化しきれていないと、もちろん食事がお腹に入りません。

一番ベストなのは、食事前には、おなかをペコペコの状態にしてあげることです。

おやつも、次の食事のことを頭に入れ、時間や量を考えて調節するようにします。

そうすると、とってもお腹のすいた食事の時間には、離乳食をよく食べますし、とにかく何か食べたいと思っているので、好き嫌いなどもしにくい傾向があるようです。

まだまだ胃袋が小さいので、食べ物をいつもより少し多めにあげただけでも、その後の食事に影響を及ぼしたりしてしまいます。

体内の食事のリズムをつける時期は、いつもより少し食事の量に気を使ってみると良いかもしれません.。

赤ちゃんは、口の中に強い刺激があると食べない

赤ちゃんは、なんでも口の中に入れます。

口の中に入れて、そのものの形や硬さ、質や温度などを感じ取っているのです。

口の中は、いわば脳に直接刺激を与える場所と言っても過言ではありません。

離乳食用のスプーンやフォーク、金属製の物を使っていませんか?金属製の物は、冬場は特に、とっても冷たくなります。

食事の時、口に冷たいスプーンの刺激があると、それが刺激になり、食べない子もいるのです。

ですので一度、唇や手につけて、スプーンを温めてからあげてみましょう。

また、一度にたくさんの量の離乳食を口に入れることで、警戒してしまう場合もあります。

最初はほんの少し、味見程度に口の中にいれてあげましょう。

苦手な味がある場合、反応を見て、調理法を工夫するようにします。

すりおろしたり細かく刻んで何かに混ぜたりします。

時には、甘みの少ないタイプのヨーグルトなどと混ぜてしまうのもよいかもしれません。

大きすぎたり、硬すぎたり、冷たすぎたり、熱すぎたりといったことも、口の中に大きな刺激を与えてしまうので、その都度反応を見てあげましょう。

何度か食事をする度に、だんだんと好みがわかってくるかと思います。

そうなれば、離乳食作り自体も楽になるでしょう.。

赤ちゃんは、食事の時間が楽しくないと食べない

赤ちゃんは、とっても好奇心旺盛です。

ちょっとしたことでも、楽しいと、ずっと同じことをします。

そして反対に、興味のないことには、とことん関心がありません。

では、食事の時間はどうでしょうか。

食事の時間を、楽しい時間にしてあげられていますか?まずはお母さんの気持ちについてですが、汚れるのが嫌だな。

などと、神経質になっていませんか?お母さんの精神状態は、子どもにはすぐ伝わるといいます。

お母さんが神経質になってしまうと、その雰囲気が伝染して伝わってしまい、それが食事を食べない原因になっている場合があります。

大きめのエプロンか汚れてもいい服を用意し、床にはレジャーシートや新聞紙を敷いて、掃除がらくになるような工夫をしましょう。

お母さんも楽しい気持ちで食事をすれば、楽しい気持ちが伝染します。

そして食事中は、一品食べられたら、その都度褒めてあげましょう。

お母さんに褒められることで、励みになり、自信にもつながります。

優しい声かけがあれば、食事は楽しいと、頭にインプットされます。

一食につき一品、好きなものを用意するのも大事です。

これは、食事をするうえでの励みにもなりますし、もし苦手なものがあれば、工夫して好きなものに混ぜ、隠すこともできます。

著者:加賀原まこ

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