母乳の力を借りて産後ダイエット
早い人だと赤ちゃんが産まれる前、たいていは生まれて数日後にはおっぱいが出るようになります。
おっぱいはベビーの大切な栄養源。
そしてお母さんにとっては、最高の産後ダイエット方法なのです.。
なぜならば、おっぱいは100ccでなんと65kcalものカロリーがあります。
ベビーの月例や体質などで、1日に飲む量は変わりますが、200ccを1日に5回与えたとすればなんと650kcalものエネルギーを母乳として消費していることになります。
また、おっぱいとして出た分だけではなく、おっぱいの中で母乳として生産するためにもエネルギーが必要になるため、実際にはこれ以上のカロリーが消費されています.。
これを一般的な運動と比較して考えてみると、早歩きで1時間を歩いた場合の消費カロリーはおよそ160kcalなので、おっぱいをあげているだけで実に1日に4時間、早歩きをしているのと同じだけのエネルギーを消費することになります。
小さなこどものいるお母さんが、毎日本気で4時間もウォーキングすることは、ほとんど不可能です。
それを母乳育児をすることで同じことができてしまうのです。
初産の場合には、最初はなかなか母乳が出ないことがありますが、根気強く吸わせることでいずれ出るようになります.。
骨盤を締めなおして産後ダイエット
妊娠しているときには、3000g以上もある赤ちゃんがおなかに入っているため、骨盤がどんどん開いていきます。
若いお母さんならば半年から1年かけて、妊娠と出産によって開いてしまった骨盤はもとに戻ろうとします。
ところが、この骨盤がもとに戻らないと、妊娠前にははけていたジーンズが履けなくなってしまったり、余計なところに脂肪がついたりして、下半身が太ってしまいます。
そこで、産後ダイエットとして骨盤を締めることがとても大切です。
骨盤を締めるためには、産後の早いうちに整体に通う方法があります。
整体ならば、数回通うだけで短時間で妊娠前の体形に近づけることができます。
整体に行く時間や費用がない人は、骨盤矯正ベルトがおすすめです。
これは、骨盤に巻いて生活をするだけで少しずつ広がっていた骨盤が元に戻ります。
ベルトのかわりにゴムチューブなどで骨盤を締める方法もあります。
ただし、産後まもないときに無理に締め付けることで、悪露が出にくくなることもあるので要注意です。
骨盤が元にもどることで、ぽっこり出ていた下腹が引っ込んだり、代謝がよくなるために冷え症が改善したり、むくみがとれて、痩せやすいからだになったりします.。
運動をしっかりして産後ダイエット
妊娠中は、あまり激しい動きをしないために、筋肉が衰えがちです。
そこで、赤ちゃんが産まれてからは運動をすることで、衰えた筋肉を復活させて産後ダイエットをすることができます。
まだ生後1か月のころは、外出は控えたほうがよいので、家の中でできるエクササイズを行います。
もっとも簡単なものは、お風呂上りなどにストレッチを行うことです。
妊娠中は無理な姿勢などをしていることが多く、凝り固まっている場合が多いので、ストレッチをしてほぐしてあげます。
ここで大切なことは自分が気持ちいいと思うところでキープし、呼吸をしっかり行うことです。
ストレッチをすることで血液やリンパ液の流れがスムーズになり、痩せやすいからだにすることができます。
産後1か月を過ぎたら、ベビーカーに乗ってお散歩ができるようになるので、そうなったらウォーキングです。
一日に20分間、ベビーカーを押しながら家の近くをウォーキングすることで、気持ちよく有酸素運動をすることができます。
真夏や真冬の季節にはベビーにとっては厳しい環境なので、パパが見ていてくれるときにウォーキングに行ったり、デパートなどの冷暖房が完備されているところを歩くだけでも効果があります。