子供の将来のために考えておきたい保険の種類とメリット|ママワザBOOK

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2014年12月8日
子供の将来のために考えておきたい保険の種類とメリット

子供が生まれた家庭がもっとも関心を持たれるのは「学資保険」です。幼稚園から大学進学までにかかる教育費は膨大な額に上りますから、心配されるのは当然です。各家庭のライフプランにあわせたマネープランを作り、計画的な準備を進めていきましょう。

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子供が生まれたら、まず親御さんが一番に考えられるのは、お子様の教育資金のことだと思います。

幼稚園から小学校、中学校、高校、大学とすべて公立なら800~1,000万円くらい見ておけば大丈夫ですが、私立の幼稚園や小・中学、高校、大学や留学など、かわいい子供に思う存分勉強させてあげるためには、公立の倍額以上の予算を見ておかなければなりません。

学資保険

最近では、学校以外にも塾や習い事などは小さいころから始める方も多く、子供の教育費はさらにかさむ傾向にあります。そのためにも教育費は早い段階から準備をしておいた方がいいでしょう。

学資保険とはどういうものか

一般的によく聞く「学資保険」とはどういうものかというと、 子供さんが18歳で大学入学することを目安に(中には22歳ぐらいまでのものもあります)、

  • 大学の入学金や授業料などを一括または分割でもらうために、
  • 毎月少しずつ積み立てていく貯蓄型の保険

です。満期になると、払い込んだお金よりも少し増えて戻ってきます。

この保険の大きな特徴は、契約者であるお父様が何らかの原因で亡くなった場合、

  • 満期までの払い込みは免除され、
  • 満期時に満期金をもらうことができる

ことです。

また、幼稚園、小学校、中学校、高等学校と、節目節目に一時金が貰えるものもあり、 制服や体操着、鞄などの購入に使えるなどのメリットがある学資保険もあります。

各保険会社がいろいろな特徴を持った学資保険を出していますので、比べてみるのもいいでしょう。

終身保険を教育費に充てる人が増えている

最近では、終身保険でありながら、 保険料を短期払い(10年、15年で払い終える形)にして、それをしばらく置くことにより、 解約払戻金が支払った保険料よりも結構増えて戻るタイプがあり、 それを学資保険代わりにされる方も多くなっています。

学資保険はお父様が亡くなっても満期保険金しか戻りませんが、 終身保険の最大のメリットは、お父様が亡くなったら、満期金よりも高い死亡保険金がもらえることと、 払い終わってもそのまま置いておけば、 保険金はどんどん増えることにあります(お父様の年齢や置いておく期間により多少の違いはあります)。

死亡保険のメリット

増えた保険金は大学時入学時に使ってもよし、必要なければそのまま置いておけばおくほど増えていくので、 子供さんの結婚資金にしてもよし、名義を変えて本人に持たせてもよしと、使い勝手の大変いい保険です。

他にも円だけではなく、米ドルや豪ドルを使ったもので、円よりも利率が良く、受け取り金がもっと増えるものもあります。ただ、この場合は為替リスクや手数料など、各保険会社で違いがありますのでご注意ください。

このように、お金を増やせる保険にもいろいろな種類がありますので、保険を上手に使って、子供さんの将来に備えていきましょう。準備は早得れば早いほうが後が楽になります。

学資保険に限らず、将来に備えるいろいろな準備は、早く始めれば始めるだけ後が楽になります。ぜひ、個人相談で各家庭のライフプランにあわせたマネープランを作って計画的に準備を進めていくことをお勧めします。

※このコラムは 株式会社ETERNAL 本田典子 が執筆しました。

著者:オズアイ株式会社

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