赤ちゃんと食物アレルギー(離乳食)
赤ちゃんに食物アレルギーがあるかどうかは、実際には検査をしてみないと分かりません。
しかし、口の周りが赤くなったり腫れたり、体にじんましんが出たり、ショック状態になったりというような症状が出ることによって判明することもあります。
なるべくそのような事態を引き起こさない為には、反応が出やすい食品はなるべく食べさせないようにするのが良いでしょう。
例えばよく知られている食品には、卵・牛乳・蕎麦・蟹や海老などの甲殻類などがあります。
これらの食品を摂るのをある程度遅らせるというのもひとつの手です。
最近はレトルトタイプの離乳食も沢山販売されていますが、何が入っているかきちんと表示されているので安心です。
心配な食品を初めて食べさせる時は、ごく少量から与えてみて下さい。
また、平日の午前中に試すことをおすすめします。
これは、万が一体調が悪くなった場合にすぐに病院に連れて行けるからです。
夕食時や土日祝日などにすると、病院に連れて行くのが遅れてしまう可能性があります。
初めて食べさせた時には何か反応が出ないかしっかりと注意して見てあげて下さい。
もし心配な症状が出れば、小児科や専門の病院に相談してみることをおすすめします.。
赤ちゃんと食物アレルギー(食生活の進め方)
赤ちゃんが大きくなるにつれて、離乳食も進んでいきます。
食べられる物が増えてくると、食物アレルギーがあるお子さんの場合は対応が難しくなってきます。
親や兄弟、お友達などが食べている物を欲しがるからです。
このような場合はだめだから食べさせないというのではなく、お母さんが手作りで工夫してあげると良いでしょう。
似ている食感や風味のある代わりの物を使うと、幅が広がります。
例えば牛乳の場合は、代わりに豆乳を使って作ります。
卵の場合は、ハンバーグやお好み焼き・ホットケーキなどつなぎに使われていることが多いです。
つなぎがなくても作れる場合も多いので、試してみると良いと思います。
こういったお母さんのちょっとした工夫で、食べられない食品があっても代用してあげられるのです。
今はお母さん同士の情報交換も、インターネットを通して簡単に行えるようになりました。
レシピサイトには工夫されたレシピが色々載っていて、参考にすることができます。
外食にも行き始める時期だと思いますが、チェーン店などでは料理に入っている食品を事前にホームページでチェックできるシステムが導入されていることが多いです。
できる範囲でお子さんの為に調べたり勉強してみましょう.。
赤ちゃんとハウスダストアレルギー
ダニやほこりなどのハウスダストのアレルギーをもっている赤ちゃんも多いです。
まずは家の中を清潔に保つということが大切です。
特に布製品にダニやほこりなどが発生することが多いので、極力布製品を置かないようにしましょう。
絨毯やカーペットなどにはしっかり掃除機をかけ、きれいに掃除をした後に市販のダニ除け商品を使うのも良いでしょう。
また、布団は1番ダニが発生しやすいといわれています。
湿気がこもりやすいので、晴れた日には布団を干して掃除機でダニの死骸を吸い取りましょう。
干せない場合には布団乾燥機が役に立ちますし、布製品用のダニをしっかり吸い取る専用の掃除機も人気があります。
冬場の乾燥している時期には、加湿器もおすすめです。
喉や鼻の粘膜を潤わせてくれるので咳や鼻づまりを和らげる効果が期待できます。
湿度が低い場合には、ぜひ加湿器を使って部屋を潤わせてみましょう。
今は様々なタイプの加湿器が売られています。
大切なことはまずしっかり掃除を行うということです。
冬場は換気も忘れがちになりますので、家中の窓を開けてきれいな空気を通すよう心がけましょう。
空気清浄機も効果的です。
家族でしっかり話し合って、対策をとってみて下さい。