赤ちゃんのおねしょとうまく付き合う|ママワザBOOK

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2014年3月5日
赤ちゃんのおねしょとうまく付き合う

昼間のおむつはずれがうまくいくと、次に気になってくるのが夜間のおねしょです。 個人差が大変に多く、おむつはずれと同時期にしなくなる子もいれば、学童期まで続く子もいます。 赤ちゃんの体の成長に合わせてゆっくりと接してあげれば必ず成果は出てきます。

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おしっこを濃くする抗利尿ホルモン

人が眠っている間にも、もちろんおしっこは作られます。

日中と同じように作られていては夜中に何度かトイレに行くことになってしまいます。

これでは十分な睡眠がとれません。

そのために夜間眠っているときに抗利尿ホルモンが働いて腎臓からの水分の吸収をコントロールし、尿を濃くして尿量を抑えてくれているのです。

抗利尿ホルモン(またはバソプレシン)は脳の下垂体という場所から分泌されるホルモンの一種です。

大きな特徴として、抗利尿ホルモンは日中の活動時間帯に比べ、夜間睡眠時に多く分泌されています。

赤ちゃんは昼夜の区別もつかず睡眠のリズムも不規則で、抗利尿ホルモンの分泌が十分ではありません。

そのため夜間も昼間と同じように尿がたまりおしっこをしてしまうのです。

3,4歳ごろになってお昼寝の習慣もなくなり、日中に十分に体を動かし、夜間に質の高い睡眠がとれるようになれば抗利尿ホルモンの分泌も増えてきます。

おねしょが気になって夜間に起こしてトイレに連れて行くお母さんもいるようですが、これは睡眠を妨げ抗利尿ホルモンの分泌を抑制ことになります。

脳からのホルモン分泌のリズムを整えて抗利尿ホルモンを十分に分泌させ、おしっこを濃くすることが大切なのです.。

おしっこをためて膀胱を大きく成長させる

腎臓で作られたおしっこは、いったん膀胱に貯められます。

一定量たまると膀胱から大脳に信号が送られ尿意を感じ排泄することができます。

赤ちゃんの膀胱は容量もちいさく、おしっこを貯めておく力もまだまだ未熟ですし、大脳からの信号もうまく伝えられません。

反射的におしっこっをしているのです。

1歳から3歳くらい、いわゆるトイレトレーニングをしているような子供になると膀胱もある程度容量が増え、おしっこをたくさん貯めることができるようになります。

また、脳からの信号もスムーズに伝達され尿意を伝えることができるようになるのです。

日中はうまく尿意を伝えられて頻回トイレに行くことができても、容量の小さな膀胱では夜間にはもちろんいっぱいになってしまうことがあります。

おトイレに行きたいと途中覚醒することはとても難しいことです。

それがおねしょになってしまうわけです。

膀胱は体の成長とともに大きくなるかというと、これも個人差が大変に大きく体が大きいからといって膀胱が大きく成長しているわけではありません。

睡眠中におしっこを貯めるようにすればだんだんと膀胱も成長していき、一度にたくさんのおしっこを貯めることができるようになります.。

赤ちゃんはおねしょをしてあたりまえ

今まで、抗利尿ホルモンと膀胱の成長について説明しましたが、赤ちゃんのおねしょは訓練やしつけで治まるものではないのです。

体の成長とともに治まってくるものです。

生活リズムを整え、質の良い睡眠がとれていれば必ず治まってきます。

失敗だとか、恥ずかしいといった負の感情で精神的にストレスを感じるのは親子ともどもよくありません。

精神的なストレスは自律神経に影響して抗利尿ホルモンの分泌抑制につながってしまいますし、質の良い睡眠の妨げにもなります。

夜間に途中覚醒し、トイレに行ってしまえば膀胱も成長しません。

子供にストレスを与えないためにもまずは保護者のストレスを軽減させる工夫が大切です。

夜間用の紙おむつや防水シーツなど便利な商品もたくさんあります。

これらを利用すれば掃除や後始末が簡単にできますし、子供に不快感を感じさせないで済みます。

日中たくさん遊ばせて、ぐっすりと眠らせてあげることも大切ですし、夜寝る前の水分を減らしてあげることもできます。

いつか必ず治まるものとして、気軽に気長に構えていればストレスも軽減され、子供にも焦りを感じさせずに済みます。

抗利尿ホルモン、膀胱の成長、そして保護者の温かいみまもり、これが大切な要素であるといえます。

著者:加賀原まこ

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