心配になってしまうほどよく泣く赤ちゃん
産まれてすぐに、とてもよく泣く子がいます。
入院中に、このような状態になると助産師さんや、先生に相談をするお母さんもいるほどです。
初めての育児ですと、オムツや授乳をしたのに、どうして泣いているのか分からずに慌ててしまうお母さんもたくさんいます。
産まれてすぐの赤ちゃんは、この世に生まれて不安いっぱいで、とてもさみしがり屋さんなのです。
ですので、たくさんだっこをしてあげてください。
慣れない育児で不安な事や、大変に感じる事もたくさんありますが、この状態がずっと続くわけではありません。
昔のように「抱き癖」がついてしまうから、あまり抱っこはしない。
といった考えもありますが、今はそのような癖はないと言われていますので、たくさん抱っこしてあげてほしいです。
お父さんや、お母さんが生まれてすぐの頃はどうでしたか。
もしかすると、よく泣く可愛い子だっかかもしれません。
そして、産まれた子が親に似たのかもしれません。
ツラい状況も、いつかいい思い出になって笑って、このころの話をする時が必ず来るのです。
お母さんも無理をせず、よく泣く・あまり泣かないといったものも、その子のひとつの「性格」ですので、しっかり受け止めてあげましょう.。
成長がほかの子よりも遅い・早いと感じる
つぎに、赤ちゃんの成長についてです。
この成長の速い・遅いもその子の「性格」なのです。
成長の段階としては、産まれて首が座り、寝返りをする、離乳食がはじまり、腰がすわってお座りができるようになり、ハイハイやつかまり立ち、つたい歩き、そして歩くといった順が基準となってます。
しかし、その中で重要なのは、首すわり・お座り・歩くといった行動であって、その間の成長はその通りにいくとも限らないのです。
これこそ個性であり、その子によってハイハイをしなかったり、寝返りをしなかったりと個性があるのです。
また、育児本などには生後○ヶ月頃になると○○ができる。
といったように、だいたいの月齢での目安が載っているのを鵜呑みにしてしまい、成長の速い・遅いをとても気にされるかたも中にはいます。
しかし、活発な子もいれば、マイペースに自分のペースで成長の段階を踏んでいく子もいますし、離乳食も、おっぱいやミルクより離乳食の方が好きな子もいれば、そうでない子だっているのです。
早いのを気にするお母さんは少ないですが、遅いと周りと比べてしまいます。
ですから、これもあまり気にせず、心配になったら定期健診などで小児科の先生に相談をするのが一番なのです.。
赤ちゃんの性格を少しずつ理解しよう
成長するとともに、自我が芽生え自立をし始める子もたくさんいます。
たくさんのお友達と一緒に遊んでいる様子を見ていると、自分の子供の動きよくわかったりもします。
リーダーシップをとって、いつも輪の真ん中にいて、みんなの先頭をきっていくような子。
周りをよく見ることが出来て、物分りのいい子。
みんなの後ろを追っかけていくような少し内気な子。
どちらかというと、みんなで遊ぶより、一人で静かに絵をかいたりして、遊ぶのが好きな子など、赤ちゃんの頃には考えられなかったような、その子の個性がどんどん見えてきます。
すると、ほかの子と比べてしまったり、直そうしたりするお母さんもいますが、そうではなく、出来るだけ理解をして良いところをたくさん伸ばしましょう。
生まれつき、その子はどういう性格になるか、決まっているとも言われています。
いいところも、悪いところも全部含めてその子です。
今周りにいろんな人がいるように、感じ方や思うことや、その時とる行動もさまざまなのです。
全ての人が違うからこそ、うまくやっていけるのです。
まず一番身近なお母さんやお父さんが理解をしてあげる事が、素敵なその子の将来へと繋がる一歩になるのかもしれません。