【矯正治療のメリットも】3歳から子供の歯並びに注意すべき理由|ママワザBOOK

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2012年12月20日
【矯正治療のメリットも】3歳から子供の歯並びに注意すべき理由

子供が3歳になったら、歯が増えていく様子だけでなく歯並びにも注目してあげましょう。歯並びや噛み合わせに問題があると、健全な成長の妨げになったり、性格に影響することもあるためです。
もし異常と思われる状態だったら早目に歯科医に相談して、効果的な矯正治療を受けさせてあげてください。

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3歳になったら『歯の並び方』にも注意してあげよう

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子供は、体の成長に伴って歯も増えてゆくものです。
親の心情としては、歯が増えていく様子を温かい目で見守っていきたいところですが、子供が3歳になったら歯の数だけでなく他の要素にも注意してあげることが大切です。

他の要素とは歯の並び方、つまり『歯並び』です。
なぜ3歳からが望ましのかというと、歯並びや噛み合わせの傾向や個性が現われ始める年齢だからです。そして7~8歳になると、傾向や個性が決まってくると言われています。

矯正治療の必要性がある子供の歯並びとは?

7~8歳になると、「この子は歯並びが悪いんだな」といったことが目に見えて分かるようになります。
歯並びが悪いと噛み合わせにも影響しますし、健康を害する恐れもありますから、異常に気が付いたら早目に歯科医に相談して適切な矯正治療を受けさせてあげましょう。

歯並びの矯正治療は、顎の骨が柔らかい子供のうちに行うと改善しやすいことがわかっています
治療の必要性がある歯並びの種類を教えますので、ぜひ参考にしてください。

乱杭歯(らんぐいば)

叢生(そうせい)とも呼ばれます。
歯並びがガタガタで、歯同士が不自然に重なり合っている状態のことを指します。
顎の骨が細く歯が大きい子供に多くみられます。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突とは、いわゆる出っ歯のことです。
噛み合わせに影響するほか、容姿的なコンプレックスの原因にもなります。

反対咬合(はんたいこうごう)

噛み合わせが上下逆になっている状態のことであり、受け口と呼ばれることも多いです。
不正咬合のなかでも特に改善が難しいとされており、入念な治療が必要になります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

噛み合わせが深すぎて、下前歯の先が上前歯の裏側の歯茎に当たってしまっている状態です。
食べ物を上手く噛み切れなくなったり、硬い食べ物の咀嚼が難しくなるなどの弊害が生じます。

正しい歯並びや噛み合わせがもたらすメリット

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矯正治療に用いられる矯正器具は、外見的に決して良いものとは言えません。
装着時の違和感に慣れるのも時間がかかって大変です。それ故に嫌がって治療を拒否する子供も少なくありませんが、以下のようなメリットが得られることを教えてあげれば、きっと納得してくれるはずです。

上手に説得して、子供に正しい歯並びや噛み合わせの大切さを理解してもらいましょう。

メリット1:歯や顎関節の健康を守る

歯が正しい位置に整列していると、食べ物の咀嚼がきちんとできるようになります。
歯や顎の関節・筋肉に余計な負担をかけずに済みますので、噛み合わせの悪さに起因する体の不調や顎関節症などの障害を防ぐことができます。

メリット2:虫歯や歯周病を防ぐ

歯並びが悪いと、虫歯や歯周病に罹りやすくなってしまいます。
歯が重なり合っている部分に汚れがたまりやすくなり、十分なブラッシングが出来なくなるためです。
早い時期から歯並びに気を配り、必要があれば矯正治療を施してあげることで、このリスクを軽減させることができるようになります。

メリット3:運動能力や記憶力がアップする

正しい歯並びや噛み合わせで食べ物を噛むと、脳が活性化され記憶力がアップします。
記憶と深い関わりをもつ脳の前頭前野という部分が刺激されるためです。
また全身のバランス感覚が整うため、筋肉の瞬発力が上がるなど運動能力の向上にも繋がります。

メリット4:前向きな性格になれる

歯並びや噛み合わせに異常があると、特定の音の発音がし難くなる、それによってストレスを感じるなど様々な問題が生じます。しかし早いうちに矯正を行って改善すれば、スムーズに言葉を発することができるようになり自分に自信が持てるようになります。前向きで積極的な性格になれる効果もあるそうですよ。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。