しつけにイライラは禁物!子供を叱るコツと叱らないための工夫|ママワザBOOK

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2012年10月18日
しつけにイライラは禁物!子供を叱るコツと叱らないための工夫

育児に悪戦苦闘の毎日・・・自分の思い通りにならない子供に苛立ち、しつけに悩むママも多いでしょう。 いつも怒り・怒られているばかりでは、お互いのために良くありません。このページでは、叱るポイントや叱らない工夫などを紹介しているので、子供のしつけの参考にしてください。

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叱り方にもコツがある!

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子供が悪いことやしてはいけないことをやってしまったときには、親がきちんと叱らなければなりません。
ですが、大したこともしていないのに、しつけと言って頻繁に子供を叱っている親も時々いますね。
毎日、家事・育児を頑張っているママはイライラが募っていることも多いでしょう。

そのイライラのはけ口が、子供になっていませんか?
ささいなことでも闇雲に叱っていたのでは、子供だって言うことを聞いてくれません。

必要かどうかを区別する

多くのママたちが「どうしてウチの子供は言うことを聞いてくれないの~?」と、悩んでいるはず…。
ちょっと普段の叱り方を考えてみてください。
特に必要のない場面で、叱っていることはありませんか?

“子供を自分の言う通りに行動させたい”とか、“自分が不快と思うことをやらせたくない”というママたちが結構多いといいます。
そういうママの気持ちが、叱る時の基準になっているのなら、それは大変なこと!

子供は決して、親のペット的存在ではありません。
いつもイガミ合う親子関係にならないよう、叱り方を含めた「しつけ」には十分気をつけましょう。

どんな時に叱れば良い?

では、具体的にどんな時に叱れば良いのか?と言うと…

  • してはいけないことはやった時
    (例:刃物で遊ぶ、危険な場所に行く、人や物の多いところで走り回るなど…)
  • しなければならないことをやらなかった時
    (例:おもちゃの後片付け、宿題など…)

“なぜ、してはいけないのか”、“なぜ、しなければいけないのか”を理解させるために叱るのだということを忘れずに。
怒りの感情をコントロールすることが大事です 。
感情任せに叱っても、お互いにとって良い結果にはなりませんからね。

しつけの基本!効果的な叱り方

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ここで、効果的な叱り方のポイントを紹介します。
子供に伝わりやすく叱るようにしましょう。

すぐその場で、短い言葉で伝える

「走ったら危ないよ」「ぶつかったら痛いよ」など、できるだけ短い言葉を使い、その場で注意しましょう。
立ったまま上から言うのではなく、子供の目線に合わせて真剣にハッキリと言うように。<

繰り返し何回も言う

子供のしつけで重要なのは、“繰り返し”です。
何回も繰り返し、しかも冷静に注意すること。 言うことを聞くようになるまで、“根気よく”がポイントですよ。

最終手段は強制連行

電車やバスの中、レストランなどの公共の場で、あまりにも言うことを聞かない場合には、子供を抱いて強制連行する最終手段もあります。
限界を感じたら、時には諦めも肝心ですよ。

“叱らないしつけ”も実践してみる!

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ガミガミ叱ることだけがしつけじゃないと分かっていても、いつものクセでつい…というママもいるのでは?

親だってできれば怒りたくないし、子供だって怒られたくないはず。
そこで、“叱らないしつけ”を実践してみませんか?
いくつかのポイントを紹介するので、普段の生活に取り入れてみてくださいね。

叱るポイントを回避する

ダラダラと長い時間食事をするなら、“ご飯の量を減らす”とか“テレビを消す”などの工夫をしましょう。
朝起きるのが遅いなら、夜更かしをさせないことも大切です。
このようにすれば、叱りがちなポイントを避けることができます。

環境を整える

触ったらダメなものは、子供の手が届かない場所に隠す、後片付けしやすい収納ボックスを置く、出かける時は飽きないように、ぬいぐるみや絵本などチョットした遊び道具を持って行く…という工夫を。
ママにも子供にもラクな育児のための環境を整えましょう。

一緒にやる

小さなうちは言葉で伝えても、なかなか理解しにくいもの。
子供と一緒にやることで、お手本を見せてあげると良いですよ。
そして、上手にできたら褒める…これを繰り返して、習慣付けていくようにしましょう。
すると、言われなくてもやるようになります。

見守る

子供がぐずり始めた時などは、色々声をかけずにそっと見守るのも一つの方法です 。
兄弟ゲンカも同じ。
これは危ない!という状況にならない限りは、参戦せずに見守りましょう。
構わずに放っておくと、意外とすんなり収まるものですよ。

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。